「菊帝悲歌: 小説後鳥羽院」塚本邦雄 発売!
2022年11月5日刊 河出文庫
定価968円(税別)
ISBN : 978-4309419329
帝王のかく閑かなる怒りもて割く新月の香のたちばなを――新古今和歌集の撰者、
菊御作の太刀の主、そして承久の乱の首謀者。野望と和歌に身を捧げ隠岐に果てた
後鳥羽院の生涯を描く、傑作歴史長篇。
「紺青のわかれ」塚本邦雄 発売!
2022年6月4日刊 河出文庫
定価980円(税別)
ISBN : 978-4309418933
同じ男に想いを寄せた姉弟、冥界に迷い込んだ男と禁忌を破った男、蒼に溺れる
師弟、蠢く与那国蚕――愛と狂気の迷宮へといざなう十の物語。現代短歌の鬼才に
よる傑作短篇集、ついに文庫化。
「塚本邦雄文庫全歌集第七巻」発売!<第8回配本>
2022年6月9日 発売短歌研究社
定価3,300円(税別)
ISBN : 978-4862725578
『魔王』『献身』『風雅黙示録』の三歌集、および第二歌集『装飾楽句』の最終
準備時期に当たる自筆歌稿を翻刻
エッセイ=加藤治郎「魔王が現れる」 解題=島内景二 装訂=間村俊一
「十二神将変」塚本邦雄 発売!
2022年1月6日刊 河出文庫
定価900円(税別)
ISBN : 978-4309418674
ホテルの一室で一人の若い男が死んでいた。所持していた旅行鞄の中には十二神将像
の一体が……。秘かに罌粟を栽培する秘密結社が織りなすこの世ならぬ秩序と悦楽の
世界とは? 名作ミステリ待望の復刊!
「塚本邦雄文庫全歌集第六巻」発売!<第7回配本>
2022年2月25日 発売短歌研究社
定価3,300円(税別)
ISBN : 978-4862725561
<序数歌集>二十四冊のうち、 第十六歌集『不變律』・第十七歌集『波瀾』・
第十八歌集『黄金律』の三歌集に加えて、 肺結核での療養中、極度の危機意識の中
で記された歌稿帖二冊を翻刻。 代表歌「春の夜の夢ばかりなる枕頭にあっあかね
さす召集令状」「鮮紅のダリアのあたり君がゆかずとも戦争ははじめつてゐる」など
をおさめる。 歌稿帖『嘴合帖』では「暗渠の渦に花揉まれをり識らざればつねに
冷えびえと鮮しモスクワ」(『装飾樂句』)の頃の推敲の跡がみられる。
エッセイ=阪森郁代「塚本邦雄とランボー」 解題=島内景二 装訂=間村俊一
「新古今の惑星群」発売!
2020年12月10日刊 講談社文芸文庫定価1,700円(税別)
<冥王塚本邦雄と『新古今和歌集』、そして現代日本>
「塚本邦雄文庫全歌集第五巻」発売!<第6回配本>
2021年2月3日 発売短歌研究社 定価2,800円(税別)
ISBN978-4-86272-555-4
戦後日本を生きる歌人の使命を問い直し現代短歌の死と新生を予感する 60代半ば、
塚本邦雄選歌誌「玲瓏」創刊前後の三歌集『歌人』『豹變』『詩歌變』お よび
「療養歌帖」というべき自筆歌稿帖二冊収録
エッセイ= 林和清「しあわせな出会い」解題 島内景二
「塚本邦雄文庫全歌集第四巻」発売!<第5回配本>
2020年1月10日発売 短歌研究社 定価2,300円<税別>
ISBN978-4-6272-554-7
前衛短歌の嵐の後、後記塚本短歌の中心思想となった「變」の誕生『されど遊星』、
『閑雅空間』、『天變の書』の三歌集。加えて、自筆歌稿帖のうち、『水葬物語』と
同時代から『裝飾樂句』の途中までの創作ノート二冊を翻刻。エッセイ=小黒世茂
「消えた『八日物語』は」 解題=島内景二
「茂吉秀歌『赤光』百首」塚本邦雄著 発売!
2019年11月8日刊 講談社文芸文庫 定価1,800円<税別>
<異端は正統、正統は異端>解説 島内景二
「塚本邦雄文庫全歌集第三巻」発売!(第4回配本)
2019年1月11日刊短歌研究社 定価2,300円(税別)
ISBN978-4-86272-553-0
壮年期までの自分と決別し、美の王国完成に向け走り出したその分岐点序数歌集
『星餐圖』『蒼鬱境』『靑き菊の主題』、間奏歌集『森曜集』の四歌集、および
『水葬物語』直前までの若き日の創作ノートを一挙に翻刻 エッセイ=穂村弘
「苦闘の記録」
「百花遊歴」塚本邦雄 発売!
2018年11月11日刊
講談社文芸文庫定価1,700円(税別)
<美と悪と毒の結晶>解説=島内景二
「塚本邦雄文庫全歌集第二巻」発売!(第3回配本)
2018年6月26日刊
短歌研究社定価2,300円(税別)
ISDN978-4-86272-552-3 西欧と日本、古典と現代を横断攪乱し、絢爛たる美を創造する
序数歌集24冊の『水銀傳説』、『綠色研究』、『感幻樂』及び碧川瞬の筆名で第一
歌集以前に試みた青春歌集を収録。エッセイ=尾崎まゆみ「〝玩具箱をひっくりかえ
したような〟歌集の楽しみ方」解説=島内景二
「塚本邦雄文庫全歌集 第一巻」発売!(第2回配本)
2018年 2月 3日刊
短歌研究社定価 2,200円(税別)
ISBN 978-4-86272-551-6
敗戦後の焦土から日本文学と日本文化の新生を目指す塚本短歌の原点序数歌集24冊の
第一歌集『水葬物語』、第二歌集『裝樂句』、第三歌集『日本人靈歌』、新発見
火原翔名義の『俳句帖』エッセイ=藤原龍一郎「またの名は火原翔」解説=島内景二
「塚本邦雄文庫全歌集 第八巻」発売!(第1回配本)
2017年6月9日刊
短歌研究社定価 2,300円(税別)
ISBN 978-4-86272-558-5
戦後短歌と対決し続けた塚本短歌 その最晩年の戦いの全貌序数歌集24冊のうちの
『汨羅變』、 全集未収録の『詩魂玲瓏』『約翰傳偽書』、 ならびに拾遺32篇に
加え、初句索引を付すエッセイ=坂井修一「冥府の鼻歌」 解題=島内景二
「詞華美術館」 発売
2017年11月刊
講談社文芸文庫定価1,728円(本体1,600円)
古今東西の言語藝術から最も壮麗で美味な部分を収拾し、27の主題の部屋に陳列した
、超一級の言語美術館解説=島内景二
「肖てはるかなれ」発売
塚本靑史著
2017年6月9日刊
短歌研究社定価2,800+税
14年の歳月をかけて紡ぎ出した父と息子のかけがえのない時間。「私の文章は、息子
から見た父、邦雄像に過ぎない。それでも邦雄ワールドを囲む壁に穿たれた穴よろし
く、実像の一部を垣間見る手助けぐらいにはなろう」(後記より)