このなんとも言えない暗さがとても良い
19世紀ドイツロマン主義を代表する
カスパー・デビッド・フリードリヒというドイツの画家作
「The evening」
ほぼ風景画しか描かず
人物を登場させても後ろ姿がほとんどで
自然の中に
小さく身を置いているだけである
自然の圧倒的な美しさや生命力の前では
人間はちっぽけな存在である
画中の二人はどんな会話をし
どこに向かうのか
無言でただただ
森の中をさまよっている夜だったかもしれない