パラボラ工法とは



開発の趣旨



(中文直接ここにタイプ)上下水道、電気、通信、ガス等の鉄蓋は全国に約1300万個もあると言われています。


上下水道、電気、通信、ガス等の鉄蓋は全国に約1300万個もあると言われています。

従来工法の四角切断、円形切断の切断面は垂直切断でありました。交通量が多かったり、地盤が弱かったりする地域では上部からの力によりズレを起こすことがありました。一度ズレを起こした接合面は雨水の浸入を許し、補修部の崩壊につながる事がありました。それらを防ぎ、初期投資の廉価な円形の施工法を開発目標としました。





パラボラ工法の概要





円形球面切断によるマンホール鉄蓋維持修繕の新工法。

  • 円形切断用路面カッターに円形球面状のダイヤモンドブレードを取り付け、鉄蓋上に360度回転して表面円形に切断し、無収縮モルタルを使用して鉄蓋の維持修繕作業を行います。
  • 単体移動が可能な円形切断用路面カッターは交通規制範囲を狭められ、短時間で施工できる工法です。
  • 切断塊の除去は緊結ボルトの切断を行い、破砕機を使用しない、リフターによる剥離撤去が可能な静音工法です。
  • パラボラ工法指定のモルタルは1時間後の圧縮強度が10ニュートン以上に達し、悪条件下でも施工が可能です。
  • 円球状の切断面は上部からの力を分散させ、補修面との一体化がより可能です。
  • 鍋底の原理の円球状切断面は補修箇所の陥没や雨水の浸入を妨げる大きな特徴をもっています。
  • 破砕をしない静音撤去・転圧をしない無振動の環境重視の工法です。




切断





モルタル充填





完成



転圧工程を不要とし、工事工程、工事期間を削減、短縮できたこと。

  • 円球状に切断した塊を撤去し、アンカー施工で鉄枠を固定し早強性無収縮モルタルを充填する事により転圧工程を省き、養生時間を早め、早期道路解放が出来、交通規制を最小限に出来、理想的な環境への配慮を実現できた。
  • 1箇所、約3時間以内で施工。


特徴



次の条件で施工できること。

  1. 円形球面が正確に施工できること。
  2. 1箇所を3時間以内に施工できること。
  3. 切断塊を無破砕で撤去できること。
  4. モルタルは悪条件下でも1時間後の圧縮強度が交通解放が出来る強度に達すること。
  5. ゼロ擦り付けのフラット仕上げが出来ること。
  6. 仕上げの転圧工程をなくせること。


環境・エコへの配慮



特色



パラボラ工法が取り組んだのは施工エリアの縮小・破砕音・振動の解決でした。
パラボラ工法の施行エリアは市民生活に密着した地域であることを課題とし、進化しました。

















密着度



パラボラ状断面は鍋に蓋をするがごとくに素晴らしい密着性を発揮します。パラボラ状の切断エッジは接着面積が広く、摩擦抵抗が曲線へ分散される為、通行車両の荷重に確実にたえられる円形球面状切断面です。





規制範囲



単体移動可能なカッター、簡略な機材は交通規制範囲を最小限に抑え、昼間施工を、より可能にします。





パラボラ工法による施工実績