=千里高校 活動報告=





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Editor:巖本敏熙 / 矢野可南子

実施場所:千里高等学校

実施日:20161110(木)

実施者:巖本敏熙 矢野可南子

担当者:田辺恵美

実施内容

目的:国際的視野を広げてもらう。

→多様な国を紹介した上でフィリピンの現状を語り、貧困について考える機会を作る。

当日の流れ

  1. 多様な国々をイメージと現状とともに紹介

  1. フィリピンの基本情報

  1. フィリピンの貧困

  1. フィールドワークを通して感じた事

  1. 日本にいる私たちができる事

  1. みなさんに伝えたい事

基本的に一方的な講義型で、スライドを使って行った。

クイズや問いかけで高校生の参加を煽りながら実施した。

アンケート結果

  1. 今回の国際理解教育に参加してよかったと思いますか

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【理由】

・聞いたことはあったけど、ちゃんと知らなかった貧困の現状について詳しく知ることができたから。

・普通に生活していたら知ることの無い、フィリピンの現状を見ることができたから。

自分のイメージとは全く違う現実なのだと実感できた。フィリピンは南国的な感じで治安はいい方だと思っていたが、話を聞いて一部分でしかないことが分かり、もっと現実が知りたくなった。

・国際のことについては、あまり興味がなかったのですが、今回のお話を聞いてもっと知りたいと思えるようになったから。

・当たり前と思っている生活が、他の国や地域では違うということが分かったから。

・自分の知らない情報を知ることができたから。また、ほかの国についてもっと知ってみたいと思ったし、最初におっしゃっていたように視野が広がったから。

  1. 最も印象に残ったのはどのテーマですか(複数回答可)

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【理由】

  1. 世界の様々な国の紹介

自分が思っているイメージと現実とのギャップに驚いたから。

・思っていたよりもマイナスなところがあったりしたので、自分のイメージだけで判断するのはよくないと思った。

  1. 社会問題から見るフィリピン

・貧富の差が自分の思っている以上にかなり広がっていたこと。フィリピンの貧富の差を均等にならしていくのは、かなりの時間や多くの人の働きかけが必要だと感じたこと。

・いかに自分が恵まれた毎日を送っているか、どれだけ貧困地域の人が厳しい環境におかれているのかがとてもテンポ良く。分かりやすく説明していたから。

  1. フィリピンでの経験談

・自分だけでも誰かを幸せにできるかもしれないと思ったから。

・大人たちが子供に対してどう思っているのか、どう感じているのか、そう考えるといらだちを感じた。でも、その大人たちも同じように育ったというのなら、誰を責めればいいのかなど、世界は残酷だと感じたから。

・フィリピンには、学校にも行けず、靴も履かずに過ごし、食べ物も1日1食だけという生活を送っている子どもたちがいるということを知れたから。また、生きていくために犯罪をしたりするなど、凄く大変な暮らしをしていて、いつも危険と隣り合わせなんだと思ったから。

  1. 皆さんへのメッセージ

・自分も力になりたいと思ったから

・興味を持ったことは先入観から行動しないのではなく、行動して、自分の知識にして将来に活かそうと思ったから。

  1. 改善点や要望

・貧困地域に住む子供たちの実態をもう少し詳しく知りたかった。問題に対して、どのように対応しているのか知りたかった。

・ビデオが印象的でよかった。

BFCの活動内容や、フィールドワークの映像が見たかった。

一つの課題についてもう少し踏み込んで話を広げてほしかった。

・フィリピンだけでなく、他の国の問題点も取り上げてほしいなと思った。

・今日の講演で私も一歩ずつ踏み出していこうと思えました。

活動を通して

 今回、高校生の国際的視野を広げる目的で国際理解教育をさせていただいたが、私たちにとっても、自分たちが行っている活動の理由と細かい現状を改めて見直す機会になった。また、高校生に書いていただいたアンケートにもあるように、他の国についてももっと踏み込んでみてもいいのではないかと思った。私は今後新メンバー募集によるBFCの更なる成長でその部分の強化ができると期待している。高校生からいただいた意見は大切に今後のBFC発展のための糧としていきたいと思う。そして今回の国際理解養育が高校生にとってこれから広がる彼らの未来に良い影響を与えられていれば幸いである。