聖和短期大学 活動報告





2016/7/15,18



7月15日、18日の二日間にわたり、聖和短期大学で国際理解教育をさせて頂きました。
学校関係者の皆様、最後まで発表を聞いてくださった学生の皆様には大変貴重な機会を頂きました。本当にありがとうございました。
今回の授業の目的は、実際に現地に訪れた人にしか感じ取れない現地の様子、教育を受けられない子どもたちが世界にはたくさんいること、そして教育を受けられない子どもたちがどういった生活を送っているのか、の三点を知っていただくために実施致しました。

当日の内容は以下の三点です。
【フィリピンの概要・貧困の現状】
【私たちがフィリピンのフィールドワークで行ったプログラム内容と感じたこと】
【BFCの活動を通して、皆さんに伝えたいこと】
まずフィリピンの現状を知って頂こうと思い、概要をお伝えしました。普段ニュースで見ることが出来るフィリピンの現状はごく一部にしかすぎません。私たちが実際に現地で撮った写真等を用いりながら説明することによって、リアルな貧困地区に暮らす子ども達の現状をお伝えしました。
次に、私たちが子ども達のためにどのような活動を行ってきたを説明しました。
最後に、私たちが作ったムービーを見て頂き私達BFCの活動を通して、貧困地区に暮らす子ども達の現状を知った上で今後どのような活動ができるのかといったことをお伝えしました。

今回大学生に向けての国教だったということで学生の皆様も貧困地域でボランティア活動などの経験をしている方々も多く、共感してくださったり「私はこういう国でこういう経験をしました」と教えて頂いたりと、私たち自身も学ぶことが多くとても貴重な経験をさせて頂きました。

今回、学生からのアンケート結果では以下のようなお声を頂きました。
・写真や映像があってイメージしやすかった。
・貧困について深く考える良い機会になった。
・今の生活がほかの人の基準だとあたりまえでないことを知り、感謝して生きようと思った。
・靴プロジェクトのような活動に参加した経験があるが、その背景にある現状を初めて知った。
・「子どもの貧困」について具体的に知ることができた。
・写真とメッセージが心に響いた。
・今自分に何ができるのか考えさせられた。
・言葉が印象的で、一つ一つを重く感じた。
私たちが準備してきた内容1つ1つが学生の心に残り考えるきっかけを作れたのではないかと、このアンケートを通して知ることが出来ました。