皆さん、こんにちは。Bridge for Children, KGU3年生の三樹です。今回は私の考えるボランティアの形と、私自身に出来ることについてお話ししていきたいと思います。
私は小学生の頃から「ボランティア」というものに興味を持っていました。そのきっかけなどは覚えていませんが、テレビや学校の授業などで見聞きし、「人助けができること」に興味を抱いていたのだと思います。
中学生の時に「僕たちは世界を変えることはできない」という本を読みました。それは大学生がチャリティーイベントなどを開いてお金を集め、そのお金でカンボジアに学校を建てるという実話でした。この本を読んでから、ますますボランティアに興味を持つようになり、ボランティアの中でも特に「発展途上国などで生活する子どもたちを助けたい」という気持ちが強くなりました。しかし、中学生の当時は自分が何をするべきなのか、何が出来るのかも分からず、その気持ちを持ったまま行動に移すことはできませんでした。
そして、高校生活を経て大学生になった時も、ボランティアへの興味はありましたが、発展途上国の子どもたちへ何か行動を起こすことはありませんでした。しかし、ある授業がきっかけで私に出来ることがあるのではないかと考えるようになりました。それは「映像」に関する授業です。映像は観た人に擬似的な体験をさせるものであり、「伝える」ための有効な手段であるということを学びました。それにより、私は自分のボランティアへの興味と映像を組み合わせることができるのではないかと考えました。
私が映像を通して発展途上国の現状やその他の世間にあまり知られていないことを発信していくことで、そこから何か感じ取ってくれた人が行動を起こしてくれるのではないか、ということです。この考えは少し無責任ではないかと思う人もいるかもしれません。しかし、これが私に出来るボランティアの形であると思っています。
私の考えるボランティアの形は「それぞれが出来ることを行う」ことです。大学で国際協力などについて学んだ方はその知識を活かして欲しいと思いますし、その勉強をしていなかったり、企業に就職するという人にでも出来ることはあると思います。身近な手段では「募金」などです。お金を寄付することで、ボランティアを行う人や団体が活動できるのであれば、お金という形で支援するボランティアもあるのではないかと思います。皆さんにはこれをきっかけに「自分に出来ること」を考えて欲しいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。