<テーマ>
『貧困について考えてみよう!~貧困ってなんだろう?~』
<対象>
1年生 グローバル探求コース 37人
<目的>
発展途上国の貧困問題を知ることによって、身近なものとして捉え、行動に移すきっかけ作ること。
<実施内容>
①自己紹介・BFC紹介
―7人の簡単な自己紹介とBFCの活動内容(国際理解教育・靴PJ)と活動理念について伝える。
②グループワーク
―貧困問題について知ってもらい、途上国と日本のつながりを考え、自分たちが出来ることを考えていただく。
③総合政策学部についての紹介
―総合政策学部のモットー、特色、魅力について実際の時間割りなどを用いながら学部について知ってもらう。
④質疑応答・アンケート
―講義内容で質問があれば受け、生徒の方々に授業の評価、感想を生記入してもらう。
<アンケート結果>
①授業内容について
非常に良かった 29・良かった 9
普通 0・あまり良くなかった 0・良くなかった 0
②印象に残った内容
BFCの活動内容について 12・グループワーク 25・学部について 3
③感想
・日本人よりも発展途上国に住んでいる人の方が幸せを感じられる場面が多く、心も豊かなのではないかと思った。
・自分にできることは、何よりもまず「知る」こと。もっと勉強しよう。
・世界は相互に助け合っているので、関係ないと思わずに、考えることが大切だと思った。
・貧困問題について、深く理解するには、もっと時間が必要だと思ったが、考え始めるとてもよいきっかけになったと思う。又、今日の説明して頂いたことを忘れないようにしていきたい。
・私は貧困について自分には関係しないことのように毎日生活していましたが、今日の授業で貧困問題は身近なものでもっと考えていくべきことなのだと思いました。
・「貧困」と聞いて、汚いとかそういう印象が強かったけれど、話を聞いて、そういう環境の中でも、将来に希望をもって生きている子がいて、もっと自分の今の恵まれた環境に感謝しないといけないと思った。
<全体を通しての感想>
全体を通して、最終的には生徒参加型のよい国際理解教育が出来たと感じている。事前準備の反省を見ても分かるように、連絡事項の共有不足であったり、レスポンスのなさ、提出期限は守らない人もいたというように、リーダーに任せきりの印象が強いが、本番では生徒さんたちに対して、目的である途上国の貧困について身近に感じてもらい、自分たちに出来ることは何かということを段階を踏みながら深めることの出来た時間であったと、生徒さんのアンケートを見る限りでも感じる。
1年生でグローバルコースという事で、パワフルな子たちも多く、この国際理解教育をきっかけにより貧困について勉強したいと思った人も、もっと勉強しなくてはいけないと感じた子と様々だった。何より、リアクションも良く、自分たちの生活と途上国とのつながりや、今後の彼らの生活に学びという1つのエッセンスとして加わったと感じる。本来の、国際理解教育のきっかけ作りという言葉がふさわしいそんな国際理解教育であったと感じている。しかし、反省点も多く、プロジェクトとしてみた際には、上手く進めることはあまり出来なかった印象である。