=明石城西高校=





2016.9.26 明石城西高校



<テーマ>

貧困解決に向けて自分にもできること』


<対象>

明石城西高校1年生


<目的>

・自分が今知っている貧困についての知識と実際の貧困の現状を比べて貧困の深刻さを知ってもらう。

・現状を知った上で自分にも十分にできる支援があることを新たに知ってもらう。


<実施内容>

①日本のメディアで流れているような貧困についての情報を簡潔に伝える。


②現時点で抱いている貧困のイメージを、グループワークを通して共有してもらい、自身で「貧困の定義」を考えてもらう。


③私たちが実際にフィリピンの貧困地域へ行き、目の当たりにした現実や感じたことを伝え、学生たちが思い浮かべていた貧困のイメージと比較して相違点を知ってもらう。


④私たちが行った活動から、小さなことでも貧困地域の子供たちの笑顔を生み出すことが出来るということを伝え、自分たちにも出来ることがあることを知ってもらう。



今回伺った明石城西高校の1年生のクラスは、グローバル探求コースということもあり貧困に対して興味を抱いている学生がたくさんおり、グループワークではそれぞれ意見を出し合って貧困について真剣に考えてくれていたと感じました。中には、貧困についてよく知っている学生もいて、現地での写真に見入って驚きを隠せない様子でした。なぜ貧困が起こるのか、貧困とは何なのかを真剣に向き合い、グループで一生懸命話し合いを進めてくれました。









<アンケート>

今回、学生からのアンケート結果では以下のようなお声を頂きました。


・普段話さない貧困問題について話し合えていい機会になった。

・貧困が起こる原因はサイクルとなってつながっているということを知れた。

・体験を通しての意見だったのでリアルでよかった。

・世界を知るいい勉強となった。

・自分から動かないといけないと感じた。

・貧困についてもっと学びたいと思った。


貧困について学ぶことに前向きな感想を頂きました。



日本では普段あまり考えない貧困について、高校生に知ってもらえ、これから先も少しでも考えるきっかけとなれたことを心から嬉しく感じています。また、貧困をなくす為に行動を起こす人々がこれから先増えることを願っています。


明石城西高校で、国際理解教育を実施させていただけたのは今年が初めてとなります。私達、Bridge for Childrenの理念に共感して頂き、今回の国際理解教育を実施させて頂き本当に有難うございました。熱心にサポートして頂いた、雲田先生、小林先生をはじめ、学校関係者の皆様に感謝申し上げます。有難うございました。


今後とも私達Bridge for Childrenのご理解、ご協力お願い申し上げます。


Editor:中西美南海