実施校:浪速学院浪速高等学校
実施日:2017年3月13日(月)
実施者:浦野紗友美 浅井沙也加 中西美南海 大西貴大 三樹優香 寺井里奈
【実施内容】
対象:1年生約140人
目的:①日本の日常生活では触れることのない途上国の現状を知ってもらい、現状を知ってもらうことで今後の自分の可能性を広げることを目的とする。
②現役大学生の学生生活や、Bridge for Children,KGUの活動から、将来の進路選択に役立つ情報を提供し、生徒たちのビジョンを広げることを目的とする。
【授業構成・内容】
① 団体紹介(活動理念を簡単に紹介し、次に国際理解教育を行った6人の簡単な自己紹介)・貧困にまつわるクイズを計4問(二択)
② フィリピンについて
フィリピンの貧困状況・貧富の差・ゴミ山・ストリートチルドレンについての説明
③ フィリピンフィールドワークについて
現地で何を行ったのか・動画・フィリピンフィールドワークを通して感じたこと・靴プロジェクトについて説明
④ 大学生活について
受験・大学・授業外活動についての説明
【アンケート結果】
① 今回の国際理解教育の満足度について
非常に満足 74・満足 51・普通 2・不満足 0・無回答 ⒈
理由等(抜粋)
・今のニュースではあまり伝えられない世界の状況を知ることが出来た。そして普段あまり詳しく知ることができない大学の特徴や1日の生活の流れをよく知れた。
・貧困問題を今まで気にしたことがなかったが、フィリピンなど場所によっては貧富の差が激しいということを知った。
・今まで知ることがなかった知識ばかりで、自分の考えを改められ、充実した時間だった
② 印象に残った話について(複数回答可)
世界の貧困について 63・フィリピンの子どもたちについて 77
フィリピンフィールドワークについて 61・大学生活 51・その他 1
③ 今日の授業を通して、学んだことや得られたことについて(抜粋)
・フィリピンがこんなに貧富の差があることを初めて知り、自分たちにはその差をなくすために何かできることはないだろうかと思った。
・自分からアクションを起こすことが大事だということ。
・教育を受けられない子どもがいる中で受けられている自分は頑張らないといけない。
・世界の貧困について考えることができた。関西学院大学について興味を持てた。
【全体を通して】
今回の国際理解教育では、多くの学生が最後まで集中して話を聞いてくださり、要点をメモに書き留めている姿が見られました。またクイズ形式で貧困について問いかけた際、積極的に参加して下さる学生の様子が印象的でした。さらに、講義中の質問時間に限らず、終了後もたくさんの学生が個別で私たちに質問をしに来てくださいました。このことから、今回の国際理解教育では学生の興味を引き出すプレゼンテーションをすることができ、目的であった学生の可能性を広げることを達成できたのではないかと感じます。今後のBFCの活動をさらに良いものにしていくために、今回の経験を活かしたいと思います。ご協力いただいた栗林先生をはじめ、学校関係者の皆様に感謝申し上げます。