実施校:三輪小学校
実施日:2017年2月16日(木)
実施者:巌本敏煕 立川愛夕 村上夏希 櫻井瞳 石丸加菜 赤井亮太
【実施内容】
対象:2年生60人
目的: ①フィリピンの子ども達の現状を知り、感謝の気持ちを行動に移してもらう
②異文化を体験してもらい海外に興味をもってもらう
授業構成・内容:
①各国の紹介と自己紹介
-6カ国(オーストラリア、カンボジア、スペイン、ネパール、韓国、フィリピン)の国旗・挨拶・食事・楽器・スポーツの紹介とメンバーの自己紹介を行った。
②アクテビティ
-ブラジルで遊ばれているホウババンデイラという遊びを参考にしたアクテビティの実施をした。
③フィリピンの子供たちのプレゼンテーション
-同じぐらいの歳のフィリピンの子供たちがどのような生活をしているのかを知ってもらうために、ゴミ山の現状やそこに住まなければならない理由を、実際にフィリピンのフィールドワークに行ったメンバーがパワーポイントを使用しながら説明。小学2年生の生徒さんたちに自分たちの生活により身近に感じてもらいやすい食事や靴の重要性を通じて、当たり前の生活の中にある小さな幸せに“ありがとう”と言ってもらえるようなメッセージを伝えた。
【担任の先生方の感想】
<今回の国際理解教育の満足度>
-非常に良い
<フィリピンの子供たちのプレゼンテーションについての感想>
-教師の話から伝えきれない内容で、身近な実感が伝わるプレゼンだった。
-足の傷が原因で命を落とすというところは、特に驚いた。
-何不自由ない暮らしが当たり前の子供たちにとって、衝撃的な内容。
-自分の毎日の生活が当たり前に、できていることに対して感謝の気持ちを持たせることは、大切なこと。
<子供たちの反応が良かったと感じられたもの>
-アクテビティ
理由:2年生の子供にとって体を動かすことがその後、再び集中できるから。
-フィリピンの子どもたちのプレゼンテーション
理由:衝撃的で、子供たちの心に残る内容だったと感じたから。
【活動を通して】
子どもたちが純粋に楽しんでくれたのが嬉しかったです。又、子どもたちの反応が私たちの予想以上に大きく、世界各国の紹介や、自己紹介では、問いかけに対して積極的に答えてくれました。
アクテビティに関しても、“昼休みに是非やりたい‼”と言ってくれていて、世界の遊びを通して世界の国について知るきっかけが作れたと感じました。フィリピンの子供たちをテーマにしたプレゼンテーションでは、子供たちの大きな反応から彼らが衝撃を受けたことが肌で分かり、小さなことに対して“ありがとう”と感謝の気持ちも持ってもらうことの重要性を少しでも伝えることが出来たのではないかと考えています。
40分という短い時間の国際理解教育でしたが、常に子どもたちの笑顔が溢れていて、前に立って話しているメンバーも心から楽しいと感じました。そして“是非、また実施したい!”というひとときを過ごすことが出来ました。今後も三輪小学校で、継続した国際理解教育を行いたいと考えています。
最後までお読みいただきありがとうございました。