実施内容
目的:『自分たちにもできる途上国支援』を考えてもらうきっかけにする。
当日の流れ:
1. フィリピンのゴミ山について
2. 子どもたちの笑顔が私たちにもたらしたもの
3. Bridge for Children, KGU の活動
4. フィールドワークのショートムービー
約15分のチャペルトークの時間をいただき、完全な講義型で行った。
学生からいただいた感想
- Bridge for Childrenさんのお話しを聞きたかったので、今回、聞けてうれしかったです。1日1回の栄養のない食事しかできない子どもたちに、今自分は何ができるのか少し考えてみようと思いました。私もこのようなフィールドワークに参加したい。
- Bridge for Childrenの活動を知って、自分の目で貧困などの現状に出会い、現地の人々と触れ合うことの大切さを実感しました。直接的な解決ができないとはいえ、何かをすることの意味を感じました。
- 1日にあめやチョコレートだけで生活している子どもたちがいる中で、日本では多くの食べ物が捨てられていると聞くので、どうしてこんな差が出来てしまうのか、と思った。笑顔は日本の子どもと何も変わらないのに。もっと真剣に考えなきゃと思いました。
- 確かに自分も第三者的にフィリピンの人たちは大変やなって思ってしまっていました。そんな遠目から見るのではなく、もっともっと近くからそういった現状を見る必要があるのではと気づかされました。
活動を通して
今回はかなり短い時間の国際理解教育となったが、約290人もの学生が参加しに来てくれ、最後まで真剣に、私たちの話に耳を傾けてくれた印象を抱いた。総合政策学部1回生の学生は、まだ所属する学科を定めていない方も多いかもしれないが、学生からの感想に目を通すと、フィリピンや貧困問題に興味をもっていただけたり、自分にもできる途上国支援を考えるきっかけになっていただけたりしたのではないかと感じた。あまり世界に目を向けたことのない1回生に向け、国際理解教育を行うことは、学科・ゼミ選択や将来の進路選択にも役立つことであると思うので、ぜひ来年も実施させていただきたい。